カッコ左 いつもの態度 カッコ右

いつもの態度

●小話
「一寸宿題が多くないですかぁ?」「他の課題にも響きますぅ」
と生徒達が取り敢えず無駄な抵抗をしてみるものの
(…っで、それがどうかしたの?)とでも言いたげそうな表情をしたかと思うと
「期限は明日まで、いいわね」と云って授業終了のチャイムと共に教室を去ってしまう。
数理魔女学(数学に似た方程式を使って呪文を展開させる魔女術)の専門教師、ラビア先生と言えばこの魔女学校中で厳しい先生の一人として必ず名前が挙がる人だ。
それと背丈が小さいので外部の人からは生徒と間違えられたり、普段から厳しいのが禍して生徒から「陰険チビ」などと陰口を云われてしまうところもあるので外見的にも有名だったりする。
[やれやれ、リデア母さんもレビニアお祖母ちゃんも長身なのに何で私はチビなんだ?]
と背が小さい事に悩んでいる風だが
[でも歳より若く視られるから良いか]
などと意外と脳天気だったりするラビア先生なのでした。

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気が付けば今年初めてのCGになってたり…(^^;)。
線画自体は昨年の9月に描きました。しかもすぐにスキャンした挙げ句仮塗までしてあったんですが、半年ほど放置していたという相変わらずの為体(ていたらく)です。
今回はいつものボカシは止めて敢えてアニメ塗をしてみました。
立体を色面で捉える練習になるかしら?と思っての事なんですが、上手く出来ているかどうかは謎だったり。取り敢えず配色は上手くいったかしらと思ってます。

そうそう、小話を視て気が付いた人が居ると思いますが、この先生は以前「魔女の娘」というシリーズで描いていた主人公”リデア”の娘です。
設定自体はつい最近関連づけしたんですが、良い感じに発展出来そうなので、機会が出来たらアレコレいじってみようと考えてます。
絵的には大した事はないんですけど、気に入って下さる人が居ましたら幸いです。

2001.3.14 NAN

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