繋がれた自由 |
私が幼少の頃、オモチャ屋に”有線リモコン式の戦車”のプラモデルが何処かのメーカーから売っていた事が有りました。 今でも売っているかどうか判りませんが、そのプラモデル、今なら大した値段でもないと思いますが、子供の頃は当り前のごとく非常に高価で昔有名だった「ショーウィンドーに飾られているトランペットを物欲しそうに眺める少年のCM」宜しく、店の人を気にしつつ箱を開けて良く眺めていた思い出が有ります。 最近そんな事をフと思い出しまして、そんな折「有線で繋がれた戦車は果たして自由だったのか?」を発端に、「もしヒューマノイドが出来た時はやはり最初は有線式なんだろうな」と考え至りまして、この作品を描いた次第です。
そう云えば昔買った、仁木ひろし 著「いつも心にバスケット・ケース」と云う漫画の単行本に、そう言う空想設定エッセイが載っていましたわ。 しかし、こんな事を考える私の方が世間的に「終わってる」のかも…(^^;)。 |