今回はテクスチャーだけで何処まで絵が作れるかの実験をしてみました。 テクスチャーはCG技法を知る上で私がよく愛読しているCG専門雑誌「MdN」から”テクスチャーデザイン完全マスター”の特集を参考に作成し利用しています。 また実は私、今迄一度もチャンネル（マスク）を記録して作業をすると云う事を全くした事がなかったので、この際機能を覚える為に少し駆使してみました。 あと、出来るだけタブレットを使わないでCGを仕上げたかったのですが、皮の部分は流石に使わないと上手くないので一寸だけタブレットを使ってしまい個人的には残念でしたね。 以上な感じで作ってみた訳ですが、こう云うやり方をすると限りなく3DCGに近い表現になりますな。悪くはないのですが、少し面白味に欠けると云うのが正直な感想でした。でも作業効率は非常に宜しくてor余り無駄な試行錯誤がなかったからか大体2・3時間ほどで完成したかしら。 話変わってモチーフのマスクについて。これは嘗てテレビ東京の深夜枠で放送していた凶悪面白番組「ヴァミリオン・プレジャー・ナイト」のロゴマーク（可成り好きでした）を自分流にアレンジしたものです。 オリジナルのロゴをそのまま使うのは芸がないからアレンジしたんですけど、これはこれで自分らしい良い方向に出来た気がします。もう一寸いじってみても良かったかもですが、複雑に成り過ぎるのも実験に向かないし趣味じゃないので少し単純化した次第。 私としてはメタルの部分がソコソコ良く出来たかなと思ってます。 そう言う事で、今回の実験では作業効率上使える技が結構あったので、それを応用して他の作品に生かしたいとおもいました。 2002.2.23 ＮＡＮ